串本へ 誰かに逢うためのツーリング
１０月２日火曜日
久しぶりの平日お休みの日
誰かに逢うためのツーリング
を乗り継いで 一路 本州最南端を目指して走る
普通なら こんな走りは しないなぁ
なんて 思いながら でも なんだろな
この 浮き浮きするような感覚は？
和歌山に入り 紀ノ川SAで 最初の休憩
なんか 景色もキラキラ光ってるね
向こうには 「和歌山ブルース」でも歌われた
紀ノ川が流れてる （って この歌知る人 いないですよね!(^^)!）
阪和道の終点 田辺でメールしてみる
ひょっとして 白浜へ回るかも って話だったから
だとしたら 白浜への分岐のここで 待ち合わせかなと
でも まだ 下北山から出て新宮に着いたばかり と
う～ん じゃあ 互いに潮岬を目指して 紀伊半島を
右と左から アプローチ ってことだね
新宮と聞いて あっ「めはり寿司」食べたいと 思った
紀伊田辺から串本までは 綺麗な海岸線を縫って
走って気持ちの良いシーサイドロード
すぐ向こうは 太平洋の大海原
南紀の海は 色が違う
って のんびりしてる場合じゃ無い
距離にしたら２０キロくらい こちらにハンデがある
急がなくっちゃ
１２時半ころだったかな
串本 橋杭岩に到着
連絡したら やっぱり潮岬まで 行ってるって
どこかで お昼一緒に食べようって事で
ここ橋杭岩の前の食堂で食べることにして しばし 松 竹 梅
じゃなくて 待つ
本州最南端
１０月 なんですけど 真っ赤なハイビスカスが 咲いてる
南国だね
向こうには 大島と くしもと大橋
「ここは～♪串本 向いは大島♪
中をとりもつ～♪ 連絡船♪」
と歌われた大島も この大橋が架かって
連絡船でなくても バイクで 渡れちゃうんですよ
そうこうしてるうちに 今日の主役が 登場
北の大地で 偶然出会って４年
また こうして逢えるなんて 不思議だね
この笑顔に逢うために 今日は走ってきたんだなぁ って
早速 すぐ前の食堂に入って お昼ご飯
左奥のが「めはり寿司」
和歌山の名物で 高菜で巻いてあるんですよ
本来はもっとずっと大きくて 目をまわるく見開いて食べるから
「めはり寿司」なんだとか
彼女は マグロ丼セット
美味しかった っというか
なんかね ずっとお喋りしてた気がするな
初めて北の大地 道の駅「相生」で会ったときと
あの時のままの 彼女の歯切れの良い話し方が
妙に 心地よくて 嬉しかった
今日は潮岬でキャンプすると彼女
僕はお休み今日だけだから 帰らなくちゃ
大島と潮岬灯台を一緒に回ることにして 走り出す
大島の先端 樫野崎で きんかんソフトを食べて
あれっ 写真が無いぞ
樫野崎灯台に登って
あれっ また写真が無いぞ
なんか ずっと喋ってた気がする
僕が写真撮ってるのを気がつくと
すぐに 面白いポーズしてくれる
さて 最後に記念写真撮りましょうか
楽しい時間は すぐ済んでしまうね
京都まで２５０キロ そろそろ 帰らなきゃ
自由奔放な彼女
でもね やっぱり人にはそれぞれ いろいろ思うこと
悩んだり迷ったりすることがあるもの
元気はもらったり もらわれたり お互い様
初めて彼女に会ったあの時の僕 みたいにね
手を振り合って別れて帰り道
今日は付き合ってくれて 有り難う
少し雲が出始めたけど 珍しく静かな海が
やがて夕焼けに染まり始めて
なんだろな こんな心地良いツーリング 初めてかな？
