タイヤインプレッション ブリヂストンBW501BW502

今回 新車から8100キロ走った時点で
前後タイヤ共交換
標準で付いていたDUNLOP D607から
ブリヂストン バトルウイング BW501・BW502をチョイス

先日 京北のワインディングと 少しダートを走ったので
個人的な感想を報告します

D607から 交換した最大の理由は
リヤの減りが早すぎること
ロードよりのタイヤで 8000キロで駄目になるようでは
サーキット走るわけではないので 失格

第2の理由 これも大きいのだけど
ON/OFF両用タイヤとして OFF性能がまったく良くない

この良くないという感覚は ダートを走っていて
気持ち悪いというか 路面のショックの跳ね返りが
強すぎてハンドルをコントロールしにくく
常に不安が付きまとうという感覚

実際 これくらいなら行けると判断したダートで
いとも簡単にコントロールできずに転倒した

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まず ONを走っての感想

新品でゴムも柔らかいこともあるのだろうけど 乗り味が柔らかい
最初はフワフワした感じだったけど 走るにつれて
タイヤが路面に接している感覚がよくわかるようになると
だんだん楽しくなってきた

柔らかい乗り味のなかで ジワジワッとグリップしていってくれる
その感覚がお尻からよく伝わってくる

みなさんは カーブを曲がるときどのような曲がり方が気持ちいいですか?
色々有ると思うし カーブに応じてその都度変えていると思うのですが
僕が 一番気持ちいいのは
曲がる瞬間に 全身の力をスッと抜いて 曲がる内側へ
倒れこむように曲がっていく そして加速しながら自然と立ち上がっていく
そんな走りが好きなのだけど
バトルウィングは 実にこの走りが気持ちよく決まり 楽しい

そして 気になる音だけど とても静かに感じる
パターンを見ていると D607よりノイズが有りそうに思えたけれど
実際にはノイズがあるのかもしれないけど
その振動数というか周期というか そんなものから来る不快感が
D607には顕著にあった 不快な耳障りな音ともいうものでしょうか

それが バトルウィングには感じられなかった
これは とてもいい
北海道の長距離移動で このノイズで意外と疲れていた
特に 6速で80~100キロで走っているときのノイズは
僕には とても不快だった

このノイズのなくなったのは同時に行ったオイル交換に
ひょっとすると原因の一つがあるのかもしれないけど
無くなった事実は確かにある




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次に OFFでの感想は

OFFといっても田んぼの中に伸びる フラットな走りやすいダートを
少し走っただけなんだけど 走り安いと感じた事が大きい
というのは D607を履いて北海道ツーリングへ行き
ダートを走ったのだけど ハンドリングがとても硬い感じで
路面のデコボコ 砂利が当たる跳ね返りがモロに伝わり
GSってこんなダート走りにくかったっけ?
と何度も首を傾げたのだ
実際 転倒も経験して ダートに少なからず恐怖心が芽生えた

テストもかねて 思い切ってこのダートに入ったのだけど
ONで感じた柔らかさ同様 OFFでも実に柔らかい
タイヤのキャパのなかで 全て吸収してくれてるようで
次第に 安心感が広がり 逆にだんだん楽しくなる感覚
ダートでも安定して操作できる
タイヤひとつでこれほど 変わるものかと 感心してしまった


このバトルウィングが 標準で装備されてる車体もあるそうで
おそらく 僕がGSを買う決め手になった300キロ試乗体験で
乗せてもらったGSは バトルウィングを履いていたのでは
と思うほどでした

あとは ライフがどれほど持つかと言う心配だけど
今回 交換していただいた ショップでは
H規格を頼んでしまったのだけど
前後交換工賃込みで 3万6千円ほど

これなら 財布にも優しいし 
もし ツアランスの新しいタイヤの評判が
とてつもなく高く無い限り 
また バトルウィングかな