飛騨高山から八方へ

二日目
高山市内の「ホテル花」で目覚めた高山の朝
ホテルの屋根付きの地下駐車場にLTを停めさせてもらって
朝の内は街中を歩いて散策です
 
ホテルは小さな三重塔のある国分寺の近くでした
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後ろの銀杏の木がとても立派で 紅葉したら綺麗なんだろうなって思いながら
古い街並みへ向かいます
 
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まだ朝早くて 観光客もほとんど見えず
静かにゆっくりと 古い佇まいを楽しみ歩きます
 
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まだ店も開いてなくて お掃除中でした
 
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やがて 高山陣屋に到着です
現存する唯一の代官所
 
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飛騨は徳川幕府の直轄領で 江戸から派遣されたお代官様が
行政・警察などの政務をおこなっていました
けっして お代官様も悪ですなぁ いやぁ お主ほどでもないわ 越後屋
ふぁふぁふぁ わはぁはぁ 
と やりあった場所ではございません 
 
で 開門開も~んと叫べど 門はしまったまま
まだ 時刻は8時過ぎで 開門は8時45分から
 
高山へ来たのもこの陣屋を見たかったためでもあるので
門が開くまで 陣屋前の 朝市を見て回ることにしました
 
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8時45分 時間通りに門があき 入場です
玄関先から 格式の高さが伺えます
 
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なんか 必殺仕事人の 中村主水が 若い上役から
「中村さん 仕事してくださいよ」と たしなめられてる姿が見えるようです
 
そして ここがお白州
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刑事罰を吟味する場所
民事は別のお白州で吟味していたそうで
ここに置いてあったのが 罪人を運ぶ籠や
拷問につかう責台と抱石
あんな固いギザギザの台に正座させ その上から一枚40キロもある石を
抱かせたというのです
正座するだけでも大変なのに そんなことされたら
痛みで やってなくてもやった って言ってしまいますよね
でも 実物があるということは 本当に行われていたんでしょうね
う~ 恐ろしい
 
他にもかつての陣屋の暮らしが伺える造りが しっかりと復元されていました
写真も沢山撮ったのですが(仕事上の研修旅行ですから)
ぜひ ご自身で訪れて観てくださいね
 
再び街中にもどり 今度はお店を覗きつつ
 
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和菓子のお店の多いこの町 季節がらこんな大福もありました
生キャラメル大福なんかもね
 
そして この町で有名な「みだらしだんご」
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僕達が食べたのは 旧高山役所前の茶店
座ってお茶も呼ばれながら食べたのですが
飛騨で有名なのは この屋台の二四三屋さん
すでに 行列が出来てますね
 
一本70円と どこも同じお値段
でも 飛騨ではこのお団子 み「だ」らし
と たを濁って発音するんですね
 
普通のみたらしは 甘~イたれにくるまってるのだけど
ここのは 醤油味で ちょうどお餅に醤油を付けてあぶったような状態
あっさり味なんです
 
さて 高山の街をあとにして 向かったのは
女工哀史で有名な 野麦峠
大竹しのぶちゃん あの頃は 可憐で可愛かったです
あっ 映画の話ですけどね
 
途中 「美女街道」なる道を 走ったのですが
美女 どころか 人っ子一人歩いてないぞ~
って どうも美女峠というのがあったようで
その峠に 美女が並んで 手を振っていた
 
なんてこともなく 
最愛の美女と共に 野麦峠到着
 
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ああ 飛騨が見える!
と 兄の背中で息を引き取った女工哀史
刻まれた野麦峠
 
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今回で3回目の峠
初めてのタンデムで来た奥さん と一緒に峠を越えて
狭くてアップダウンが多いこの峠を
LTで通るのを心配したけど タンデムでもまったく関係なく
軽い身のこなしで 走り抜けていきました
 
途中 道の駅「安曇野松川」で 休憩
ここで 食べた リンゴソフト
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美味しかったです
リンゴが旬 ということもあるでしょうけど
リンゴがシャーベットにも似た感覚のソフトとなって
ミルクと混然と溶け合い すっぱさと甘さがなんとも言えませんでした
 
元気をとりもどし 今夜の宿
白馬ハイランドホテルへと向かうのでした