C650GT試乗してきました
4月14日
BMWが送り出すMaxiscooter C650GTに
試乗してきました
まずサイドスタンドを跳ね上げ 左手のブレーキレバーを握り
エンジンスタート!
ギアチェンジの必要など無いスクーター
気負いすること無く 走り出します
視界がいいですね
シートが高いこともあるけれど ウインドシールドも
邪魔にならない位置に納まってます
今年は桜の開花のあと 気温の低い日が続いたようで
散ってはいるものの まだ お花見が楽しめますね
この公園では バーベキューなんかしてる家族連れもありました
公園の先の入り口から 小高い丘のような荒神山山頂へ走ります
割と タイトなコーナーの連続する勾配のあるアスファルトロード
F800GSで何度か走ったことがあるのだけど
加速 ブレーキ コーナリング 加速 が連続する道
F800GSだと なんどもギアチェンジをして
(まぁ 2速ホールドでづぼらしてもいいんですけどね)
それも楽しいものなんですが
さすがスクーター ギアチェンジ必要 無し
気持ちいいほど アクセルにトルクが感じられてぐんぐん登っていく
ブレーキのタッチもいいですよ
ガツンと効くんでも無く 思い通りに効いてくれるという感じ
このブレーキ 左手が後ろ 右手が前と 普通の国産スクーターと同じで
LTのように前後連動では 無いのだけど どちらも上手い感じで効いてくれます
C650GT には国産スクーターにあるような パーキングブレーキが無い
無いというのは間違いですね それ用のレバー類が無いんです
サイドスタンドを下ろすことで 自動的にブレーキがかかる仕組み
ですから サイドブレーキのかけ忘れが無い
こんな坂道の途中に ポッと停めても 勝手に動き出す心配が無いんです
そして 僕がなにより心配なのが スクーターが写真として絵になるのか?
そしてもう一つ これで「北海道」行こうと思う気持ちになるか?
僕もかつて SUZUKIの初代スカイウェーブ250に 乗っていたこともあるし
最近 北海道でもスクーターでツーリングをしている姿もよく見かけます
でもなぁ・・・ って
しかしですね C650GTなら 有り!ですね
BMWのスクーターなんで なんか物静かに すぃ~っと
走ってしまうのかなぁ なんて 試乗する前は思ってたんですけど
GTという名を冠しただけのことはありますね
躍動感って言うのでしょうか 案外鼓動もあって
元気なエンジンの響きもある
試乗したのはまだ走行距離500キロ未満の車体だったので
サスのゴツゴツ感が多少有ったけど これは調整できるそうです
さすがにNew R1200GSのようにボタン一つっていうわけにはいかないけど
レバーでソフト ハード 調整できるとのこと
それに このシートがまた 良いんですよ
足下もゆったりしてるし 両足を伸ばして楽~な姿勢で 座ることも出来る
背もたれのようになったシートのサポートが 長旅でも
腰痛を感じる隙すら与えないのじゃないでしょうか
延々と続く 北海道の直線道路も これなら
心を解放させて 気持ちよく走れそうです
コックピットは こんな感じ
アップにしてみますと
あと 3キロで 走行500キロでしたか
右サイドに タコメーターも あるんですよ
そして 左にある 二つのA
上が シートヒーター で 下がグリップヒーター
このAは AUTOのA
外気温を測定して 自動で シート及びグリップのヒーターを
適正に 効かせてくれるんですよ
素晴らしい! こういうのって K1600GTLにも無いですよ
もちろん 手動で ONOFF 強弱も調整できます
そんなヒーターなんか 暖かいときしか乗らないし
要らないよ!ってかた
一度 夏の北海道で 雨の中 走ってみると
この有り難さ 身にしみて 感謝すらしたくなりますよ
そんなこんなで またまた欲しい一台が増えてしまいました
でも
でもですね K1200LTとF800GSの隙間に割り込むには
ちょっと 難しいものが有ったりするのですよね