出石蕎麦巡り

1月12日祝日

朝 外を見たら 雪がちらちら 舞ってました
ふと あの街の白い雪景色が 見たいなぁって思って
ステップワゴンを走らせて 行ってきました

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兵庫県出石町 今は豊岡市になったのかな?
この町は それほど大きく無い町なのに 約50軒ほども蕎麦屋さんがあって
独特の皿そばで 有名ですね

そして 学生の頃から好きだった建築家 宮脇檀の設計した建物が
あちらこちらにあり 但馬の小京都と呼ばれるように 格子模様の民家が連なって
とても 落ち着いた雰囲気の町

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辰鼓楼 天通 古都 よしむら などなど お気に入りの蕎麦屋はあれど
なにせ 50軒ほどもお蕎麦屋さんがあって なかなか回り切れません

そこで 今回は 出石蕎麦巡り巾着 なる企画を利用しました

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特産の出石木綿の巾着に コインが3個入ってます
このコイン一枚で 各蕎麦屋さんで 皿そば(3皿)頂けます

普通は一人前で5皿なのですが 3皿で コインが三つなので
三軒巡って 合計9皿 食べられるんです
お値段は¥1680円
役場前駐車場横 お土産店が並ぶ観光センターで 買い求めます

皿そば一人前(5皿)で 800円~900円(お店によって値段が違うんです)
追加一皿で130円~150円くらいなので 一軒で一人前プラス4皿だと
少々割高な 気もしますけど 一軒一軒で 出汁 薬味(とろろ ワサビ 卵 ネギ)も出てきますし 資料館などの割引 お土産物屋での割引もあります
なにより 今まで行けなかったお店にも 気軽に味比べに入れるのが良いです
各お店で巾着にハンコ押してもらって 記念にもなりますよ

まず 一軒目に入ったのが 秋篠宮様もお食べになった店という「大門」

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囲炉裏端で待つこと 少々
出てきました

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やや細め やや黒目 そば殻の粒が見えますね
腰も香りもしっかりしてます

三皿 ぺろっ

続いて 入ったのが その角を曲がってすぐの 「官兵衛」
名前と お店の前の ワサビにつられて入りました

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ここでは 生のワサビが 少し摩り下ろした状態で来ます
あとは お好みで

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ここのお蕎麦は 白くて 白というより パット見た目 緑色?って思わせました
やや細めで しっかりと腰があって 今回 一番のお気に入り
また 来たいと思わせたお店です

2軒目でややお腹も膨れてきたので しばし街中を散策しました

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細い格子が とても綺麗ですよね
京都の町家より 保存状態が良いかもしれないと思いました
この街の雰囲気と 皿そばで 地域活性に成功した町なんですね

その中で 今まで訪れた事がなかった永楽館へ行きました
明治34年開館 歌舞伎や新派 寄席 活動写真など
大衆文化の中心として栄えた永楽館
一時閉鎖されていたものが 平成20年に大改修して
蘇ったのです
いまでは 各種公演やイベント また 片岡愛之助など出演の歌舞伎特別公演も 行われてます
普段は文化資料館として拝観出来て 舞台裏や奈落 回り舞台なんかも 見られるんですよ
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回り舞台と その下の奈落

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人力で回してたんですね せり上がりも人力でした

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昔の建物を解体して 木材をひとつひとつ洗って傷んだところは補修して
丁寧に丁寧に改修されてます

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永楽館も 割引対象で ひとり240円で入れました

さて 最後の三軒目は 永楽館近くの 「五萬石」

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ここの薬味には 辛味大根がついてました
辛くて美味しかった

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やや白くて太さ中くらいでしょうか 香りもいいです

ここ「五萬石」はお店の前に駐車場があって
車で来る方には便利ですね
そのせいか 一人前のお値段も900円と一番のお高め

でも今日は蕎麦巡り巾着なので どこも同じコイン一枚で食べられます

僕は菜食で かつお出汁の入っているお店の出汁は食べられなくて
昆布出汁のMy出汁を持って行って食べるので
お蕎麦本来の味は 楽しめるのですけど お店の出汁の味はわかりませんが
一緒に行った奥様は ここの出汁が一番カツオの風味があって美味しかったと
申しておりました

奥様は 2軒目から一皿半づつ 食べて合計6皿
僕は その残りの一皿半を食べて 合計12皿
9皿だけだと 男の人だったら ちょっと物足りないかもしれません
でも 追加も出来るので お気に入りの店で追加も良いですね

いつもと違った蕎麦巡りが出来て 楽しかったですね

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