道南西海岸 瀬棚

道南の西海岸沿いを松前半島に沿って北上
車も少なく快適なシーサイドロード

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このあたり面白い形の岩が多いようで
これは「親子熊岩」と呼ばれている岩

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小さな子熊が母熊に甘えている
そんな姿に見えますね
なかなか北海道的です

このままどこまで海岸線を北上するのか
瀬棚まで行ってみよう
北海道の地名でも知らない人が多いんじゃないかと
思うくらい何にも無い港町
かつて国鉄時代に ここには長万部から瀬棚線という
盲腸ローカル線が走ってました

高校生の時 初めて北海道に降り立ったのが
雪の降る中 その瀬棚線のとある駅でした
そんなわけで 心の片隅にインプットされた瀬棚という名前
終着駅の瀬棚には何かあるんだろう

街の中で道路脇にバイクを留め 地元のかたに聞いてみる
「蝋燭岩? でも何もないよ 立像山って全部見渡せる展望台があるけど」

なにも無いよ と言われた蝋燭岩

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なんで こんな岩がこんなとこに?
誰か置き忘れたかな?
そんな不思議な岩でした

教えてもらった立像山に登ってみると
先ほどの蝋燭岩や瀬棚の町並み
三本杉岩なども見渡せました


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夕焼けまで待っていたかったけど
今夜の宿までまだ遠い
振り返ると 夕日が山を染め始めて
心の中に 何も無い街が また何かを残してくれました

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