伊豆の踊子

先日の伊豆ツーリング
最終日は天城温泉~天城越え~浄蓮の滝~湯本館と訪ねて
ずっと「伊豆の踊子」と旅していた気持ち

このあたりではマンホールも伊豆の踊子模様なんですね

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でも 全然「文学」には縁が 無い 
伊豆の踊子」も一度も読んだ事 無い

それで どんな話なんだろうと
帰ってきてから とても気になったんです

まぁ だいたいの話は 「山口百恵」の歌「伊豆の踊子」で
こんなもんだろうというのは知ってたんだけど
もうすこし内容を知りたくて 借りました
伊豆の踊子

と言っても 「文庫本」ではありません
DVD「伊豆の踊子」主演:山口百恵です

TUTAYAのオンラインだとネットで頼んだだけで
探しに行かなくてもすぐに郵送してくれるので便利です
わざわざ店まで返しに行かなくても 近くのポストに投函するだけですしね

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原作の本を読むイメージと 映画化されたものでは
全然違うのは当然だけど 確かめたかったのは
今回の伊豆ツーリングで感じた「伊豆の踊子」のイメージが
どれだけのものだったのか ということで

ついでに どこで撮影されたのかな って
ミーハー的発想でございました

大正時代末期のお話ってことで
今から90年近く前の時代なんだけど
遠い昔のようで この年齢ならまだ生きている人もいる
だけど 同じ日本でこんなに環境が違うのものか

今の日本人の常識からすれば考えられないような社会
でも川端康成が生きて小説を執筆していた頃は
まさにこういう社会だったのでしょう

それにしても ノーベル文学賞川端康成
この「伊豆の踊子」だけで賞を貰ったわけではないだろうけど
この小説の時代背景を 外国の賞選考する方々は どう解釈したのでしょう

というより「ロミオとジュリエット」のような 身分の違い的恋愛感は
ヨーロッパの感性に 逆に合うものだったのかな

もう少し長編物語かと思ってたら 案外短い話なんですね
思ったより 楽しく見せていただきました

お決まりの「天城隋道」のシーンもありました
今度 伊豆へ行くときは これで撮影された場所でも
訪ねてみようかな