青葉笛の里

九頭竜湖を過ぎて ダムサイドを下っていくと
JR越美北線の終着駅と 道の駅が 合体した
「九頭竜駅」に出ました
 
 
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このあたりは 恐竜の化石が出ることで
最近脚光を浴びていますが
また「青葉笛の里」として知られています
 
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 青葉の笛を手渡す義平と 受け取るおみつ の像
 
その謂れは
 
今から約800年前、平治の乱に敗れた源義平は、穴馬(現在の和泉村)に落ち延びてきました。義平は源義朝の嫡子(長男)で、頼朝・義経の兄にあたり  義平はこの穴馬の里で村長であった朝日助左エ門にかくまわれました。助左エ門にはおみつという名の美しい娘がおり、父の命で義平の世話をするうちに、義平との間に恋が芽生えましたが、やがて義平は父の訃報を受け、父の敵を討つために京へ上る決心をします。その時おみつは義平の子を身ごもっており、義平は産まれてくる子どものためにと自分の身につけていた太刀と白旗、そして1本の青葉の笛をおみつに授け、子どもが男なら太刀と白旗を持ち父の意志をついでほしい、女なら笛を吹き、この里で母娘静かに父を偲んでほしいと告げてこの地を離れていきました。その後、義平は京で奮戦するものの敵の手に落ち、処刑されてしまいます。女の子を産んだおみつは尼となり、生涯笛を吹きながら義平を弔ったといわれています。
  その横笛は 現在でも 「青葉の笛」という名前で伝えられている
 
ううっ 涙を誘う物語ですねぇ
ぜひ 本物の青葉笛を観なくては
 
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こちらが その「青葉笛資料館」
 
だったのですが 時間はもう5時
お役所仕事でございますなぁ
 もう閉まってました
 
ざ~んねん
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そして この資料と同じ敷地には
かつて越美北線を走っていた蒸気機関車
 
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8620型蒸気機関車ですね
生まれは大正時代
なかなか保存状態もよろしく
頑張れば 動態復活出来るように思えますね
 
さて 暗くならないうちにお家へ帰りましょう