その時 タンデムで訪れた岬は
古平のトンネル崩落事故の後でもあり
海岸線を縫うように走る道に 秘境ムードを感じたのだけど
長いトンネルが出来たり改修工事が出来上がっていたりで
あっという間に 半島先端部へ 到達出来てしまうようになってました
まずは セタカムイの岬
漁に出たまま帰らぬ人となった主人を待ち続けた犬が
遠吠する姿の岩に姿を変えてしまったという伝説が残ります
低く垂れこめた雲が 悲しい物語を
表しているようです
薄日もさしてきたので 渚100選にも選ばれている
「島武意(しまむい)海岸」へ寄ってみることにしました
頭が当たってしまいそうな 低くて暗くて狭いトンネルを抜けると
本物の青さには 程遠いのだろうけど
それでも 透き通った海が 広がってました
積丹の ちょうちょ これは なんというのでしょうね
さらに 岬を進み こんどは 西側を南下していきます
そして 奇岩の海岸
なかなか 飽きることが無い海岸線
自然の造形は 不思議ですね
海から 大きなトカゲが 岩をよじ登っているようにみえる海岸
ここは 岩内
そろそろ 海岸線を離れて 内陸部へ
そして 温泉へと向かうのです