霧の中を走る
8月10日
道東 根釧原野
雨は降っていないけれど 霧が辺りを覆う中
名も無き農道 誰もいない道道を 気ままに走る
この辺りも 乳牛の牧場が広がってます
しばらく行くと 牧草の中に なにやら動く影
立派な角の雄を先頭に 三頭の蝦夷鹿
知床の 慣れ切った蝦夷鹿と違って
こちらの様子をうかがって緊張感が走る
やがて 跳ねるように草原を横切って林の中へ 消えて行きました
「鹿って ほんとうに ぴょんぴょんって 飛び跳ねるように走るんだぁ」
やがて 開陽台へ続く 北19号へ
うねるように丘を越えて続く道も
霧の向こうへ消えていく
えっ こんどは 大牛文字
少し目を移すと 刈り取った草原が
阿蘇でも 観たような風景でした
そして 霧の中の
極めつけは
やっぱり 摩周湖
裏摩周展望台
いくら 霧の摩周湖とは言え
駐車場からこれじゃあね
湖面の位置すら 定かではありませんでした
でも 阿寒湖へ向かう途中の 双湖台展望台で
わずかな時間でしたが 霧の晴れ間から
パンケトウとペンケトウが 観えたのでした
手前に見えるのが ペンケトウ
北海道の形に見える と評判なんですけど
さて いかがでしょうか?