2010年秋 圓光寺

詩仙堂から少し北へ

細い路を歩くと　瑞巌山　圓光寺　へ辿り着きます

 

拝観料４００円也を納めて

中へ入りますと　まず目につくのが

この水琴窟

 

 

 

この水瓶の下に　大きな壺が埋められていて

水の滴る音が　まるで琴の音のように　雅に響くのです

 

さらに奥へ進みますと　十牛の庭が目の前に

広がります

 

 

 

 

十牛というのは　このお庭が見えるお部屋に掛かっている

十牛図　に由来しています

十牛図というのは　禅の悟りに至る物語を　

牛を探す絵を比喩として表したもの

 

要は　人の悟りとは　「道」を得ること　

 

十牛の庭も　紅葉の旬は少し過ぎていましたけど

でも　落ち葉に敷き詰められたお庭も　いいものでした

 

 

 

 

春には新緑が眩しかった池も

落ち葉で彩られています

 

 

 

唐様の窓にも　紅葉が映えていました