尻羽岬へ

6月22日
北海道3日目
和琴半島キャンプ場にテントを設営したまま
本日は 釧路の東側へ向かいます
 
釧路地方は今日もよい天気
朝はやはり少し寒いくらいだけど 日が昇るとどんどん気温が高くなります
 
釧路湿原の東側 シラルトコ湖までやってきました
 
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湖の向こう側が釧路湿原ですね
この先 塘路湖畔から 道道221を通って尻羽岬へと走らせます
今日はサイドケースも装着
昨日 知床へは トップケースだけ装着してお出掛けしたのですけど
カメラバックとかマイポットとか三脚とか入れると ほとんど空きがなくて
買いたいものがあってもなかなか乗せられないので 装着してきました
 
R44を超えて海に近づくと
ローソク岩とマップルに書かれているのが気になるけれど
道道142号にそれらしき標識は出てない
海沿いの道から 港へと向かう道へと逸れて 海の見える場所に出ると
 
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あれかな? ローソク岩?
 
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きっと あれでしょうね ちょこっと海から出てる岩
全国の数あるローソク岩と呼ばれる岩の中でも 一番ちいさいかな
 
この港へ来る途中 昆布漁の小さな船が どんどん帰ってきていたのですが
道道へ戻る途中 ちょうど昆布を干すところに出会いました
 
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これは なかなか重労働ですね
夏に北海道を旅する者の中には 夏中この昆布干しのバイトをして旅費を稼ぎ
また旅を続ける者もいると聞きましたが 大変な作業です
 
尻羽岬
今日の目的地でもあり 今回の北海道ツーリングの中でも楽しみにしていた場所
道道142から看板に沿って曲り しばらく行くとダートが始まります
道幅も広く 砂利も深くなさそうなので 昨日の知床では タイヤの空気圧減らしたけど
思い切って そのまま侵入してみました
 
ダート片道4キロ 途中のカープで砂利の深いところもあって慌てたけど
F800GSは何事もなかったように通過してくれます
 
行き止まりの簡単な駐車場
 
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ここからは 歩きです
一面の草原を ひとり歩きます
 
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遠くに石碑なのか お墓? そんなものが見える
とりあえずそちらへ向かう 
と聞こえるのは自分の歩く音と 空高く ウミツバメの一種でしょうか
 
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そらの高いところから 代わる代わる飛び上がって 鳴いてる
変なやつが来たぞ!って警戒警報を出してるのかな
 
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お墓に見えたのは 海洋遭難者の慰霊碑でした
 
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遠くに 霧に浮かぶ 厚岸の半島が見えます
ここから さらに気持ちよく広がる草原を 岬の奧へと歩きます
 
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一面の草原 青と緑のコントラストが綺麗
まさにそのとおりでした
 
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ここから 右手に目を移すと
帆かけ岩と呼ばれる岩があります
 
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この岩には 義経伝説があって 日高から逃げてきた義経一行の船が
この沖合で猛吹雪の中 この沖で座礁してしまい 義経は崖を登り石像となり
船は帆かけ岩になったと。
 
ちょっとアップ
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左手が崖を登っている義経の化身となった岩でしょうか
右手下手が 帆かけ岩ですね
帆かけ岩のアップ
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船の帆柱にも見えますね
鳥居が見えますが 明治後に誰が建てたかわからないものがあったのが
やがて朽ち果ててしまい昭和53年に自衛隊の協力で 再建されたものだそうです
 
そんな伝説はさておき
ここは ほんとうに気持ちの良い岬です
 
僕の中の 岬ベスト3の中に ランクインです
 
記念に
 
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ハイ 今回は 真面目に 
気取って 記念撮影です
 
尻羽岬(シレパミサキ)
 
尻羽岬
 
 
尻羽
 
 
尻 羽
 
 
尻?  羽根?
 
 
う~ん イメージは 尻 に 羽根 かな?
 
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ああっ どうしても 普通で終われない
通りすがりの女子高生もいないのに・・・