屈斜路湖から紋別へ

6月23日
前日の雷雨は キャンプに被害甚大でした
弟子屈蕎麦屋出雲さんから 和琴のキャンプ場に戻ってみると
タープはふっ飛び テントは形は残っていたものの 回りは水浸し
幸いテントの中に置いていた荷物は濡れていなかったけど
グランドシートに貯まった水を追い出し タープの設営し直し
 
まだ 風も強かったので ペグを2本ずつ打ってタープを固定
設営し終わったら もうぐったり
その夜は 近くの旅館で 温泉を頂くことにしました
 
無料の露天風呂も良いですけど
ゆったり浸かれて 石鹸で体を洗える温泉も
こんな夜には 有り難いです
しかも お値段も400円と リーズナブル
 
朝 今日からどうも北海道全域は 雨模様の天気予報
こんな時は キャンプではなくて 温泉付きの宿に泊まりたいですよね
そんなことで 北海道でもお気に入りの温泉宿がある紋別へと 移動です
 
テントを撤収していると テントの異常を発見
 
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2本あるポールの一本が 一部折れていたんです
昨夜 なんかテントの形が歪かも? って感じたのはこれだったんですね
 
このテント 2006年の第一回GSチャレンジ参加のため
とりあえず揃えなきゃ で近所のホームセンターで買った
お値段5000円もしないものでした
あれから 北海道へも5回目 もうすっかり元はとれたかな
 
今日のコースは 藻琴山を越えて 浜小清水の原生花園により
あとは オホーツク海沿いを北上 紋別
 
昨夜の雨が残っているような 今日の藻琴山は霧の中
昨日と変わって ずいぶん寒いです
藻琴には 芝桜公園があり 見頃は6月上旬まで なんですけど
あやめヶ原のあやめも遅かったし ひょっとすると と思って寄ってみると
こちらは 予定通り咲き終わっていたようで
名残の 芝桜が残るのみ
 
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なかなか 季節を追いかけるのは 難しいです
 
この先に 「乳酪館」という北海道らしい看板があり 
どんなのかな?と気になって 寄り道
 
なんとなくオシャレな建物 とエントランス
 
 
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レストハウスで しぼりたて牛乳を頂きました
 
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乳成分が多いので よく振ってから開栓して と注意書きがあり
振り振りして蓋を開けて 一口飲めば
いままで 牛乳だと思っていたのは 何だったんだろ?
と思うほど 甘さとコクがお口に広がりました
 
飲み放題というより これくらいの量がお腹にも優しいですね
 
小雨も降り出してきたけど 元気をとりもどして 出発
浜小清水へ出ます
 
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湖の側の湿原に 馬が放牧されている
道産子でしょうか
 
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この風景が見えてくると 原生花園も近い
 
ここも いつもチラ見だけで 素通りしていたけれど
6月の花の季節を期待して 今回は寄ってみました
 
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エゾスカシユリが 曇り空の下でも鮮やかでした
 
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まだ 少し早いそうですけど あちらこちらで咲いてます
 
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ハマナスの赤い花と オレンジ色のコントラストが 綺麗でした
 
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こちらの黄色いのは エゾキスゲ
最初 エゾカンゾウかなと思ったんですけど エゾキスゲと説明がありました
 
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オホーツク海をバックに マメ科の紫の花の群生
ここは JR釧網線 夏季だけの臨時停車場 が有るんですね
 
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昔々 高校生の時 それも3月の頃 まだ北海道は冬の最中
ここへ写真を撮りに来たことがありました
 
あのとき 誰も居ない ただ木製のプラットホームだけがある 
ただの無人駅だった原生花園
海岸沿いには 流氷も流れ着いていて 
だ~れも居ない冷涼とした景色に 地の果てに来た思いでした
 
今は 立派なレストハウスも出来て 観光客も引きも切らない
変われば 変わるもんだな と思いながら
 
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のんびりと あげいもを頂き 残してきた奥様にメールします
まだ ジャガイモの季節は来ていないので 去年のでしょうけど
でも ホクホクと 美味しかった
 
相変わらず 小雨が降ったり 止んだり
その中を 網走からサロマ湖畔を走る
 
湧別町にはいり サロマ湖の蕎麦粉 十割蕎麦の看板が目に入り
店に入ってみる
 
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このお店  エゾ山わさび が付いてくるメニューがあるんですね
 
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お蕎麦が出てくる前に 自分でスリスリして 香りを楽しみながら待ちます
 
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山わさびの上品な甘さと十割蕎麦の味わい
挽き立て 打ち立て 茹でたてであるのが わかります
 
この時期 朝11時~午後2時までしか 開店してないそうなんですよ
この店は また寄りたい お蕎麦屋さんですね
 
ふたたび カッパを着て 出発
 
この道 最近 ずっと雨模様の中走ってるなぁ って思う
そういえば 雨の移動の時 この道を選んでる
雨だ こんな日は 温泉の宿で のんびりしたい
それなら あそこだな
 
で思いつくのが 紋別
無色透明だけど 肌につるつるととても気持ちがよいお湯
雨で濡れた体や カッパ姿でも 乾かしたり 荷物も広げられる
 
温泉を楽しみに 宿へ向かうのでした