北海道 最終日後半
6月28日
タウシュベツ橋があって かつてはダート道を走り
すぐ近くまで行けたのですが 今 そのダート道は通行止め
代りに対岸に展望所が設けられたのです
でも 遠いですよね
実際はこんな感じでしか見えません
やはり この橋は近くで見ないと 駄目ですね
でも この遊歩道の緑は 気持ち良かったです
ここも なにかしらの鉄道の後ですね
さあ ルピナスも観られたし なんとか雨ももってくれてる
今日の予定は 夜半に小樽から舞鶴へのフェリーに乗るだけ
今は6月で まだやってないだろうなぁ って思うけど
実際 この目で確かめないと 諦めきれない場所へ 行く事にしました
途中 蕎麦の名産地 新得を通るから 蕎麦を食べようと
峠を越え 十勝平野に入り R274から こっちの道が面白そうかなと
ここ お蕎麦屋さんだったんですね
北海道の蕎麦粉 十割蕎麦 ということで
このお店に入ることにしました
蕎麦屋さんというより カフェのような雰囲気
「期間限定 アスパラ丼」 という文字を見つけます
そうそう 季節はアスパラの最盛期
売っているのは見かけたけど まだ 直接食べてなかった
お願いして 丼ではなくて 上のアスパラの天ぷらだけを 出して頂きました
おダシでは なくて 塩で食べるんですね
フワッとして シャキっとしてるのに柔らかくて
そして 甘いんですよ
こんな 美味しいアスパラ 初めて食べました
こちらの 農場で作った物だそうで 旬は一週間ほどとか
ほどなく 十割蕎麦のもりそばも 到着
お蕎麦も かほりが良くて しっかり真面目に作られてます
美味しい
たまたま見つけたお店だけど 新得で食べるより 断然良かった
鹿追町の「にしかみ」さん
お気に入りお蕎麦屋さんに 登録です
ここには 映画「鉄道員(ぽっぽや)」の撮影で使われたセットが残されてました
駅前の食堂
昔の北海道の駅前の食堂って ほんとに こんな感じでしたね
映画で使われた 「幌舞駅」の看板も 駅舎にそのままありました
現在もJRで使われているこの駅は 本当は違う駅名なんですよ
昔懐かしい 腕木式信号機も これもセットの名残でしょうね
今は 使われていないはずです
この腕木式信号機が ガタンと下がれば 発車オーライの合図
汽車が走り出すのです
遠い日の記憶が 蘇ってくるような場所でした
辺り一面に とても良い香り
この香りの正体は これです
ずっと 白い花を一杯に付けた並木が続いています
もうすこし アップしてみてみましょうか
これですね
白い葡萄が たわわに実っているような花
アカシアの木
本当は ニセアカシアというのだそうですけど
日本で アカシアというと この木なんです
石原裕次郎の歌で あの娘がそっと 涙を拭いたのも
西田幸子の アカシアの雨に打たれて このまま死んでしまいたい
と 歌われたのも この木なんですね
僕も とっても好きな香りの花です
さて ぐるっと回って 富良野へやって来たのは
これこれ 「サンタのひげ」が 目的だったんです
富良野メロンの上に ソフトクリームがたっぷり
おねいさんの笑顔も懐かしい
おねいさんも 僕の顔 覚えていてくれてました
6月だから メロンはまだだろうな
と諦めながら 諦めきれずにやってきた 富良野ポプラファーム
開いてて良かった
まあ その 6月ですからね
温室育ちなんで 本来の夏の旬のメロンの味には 及びませんけど
でもですね やっぱり 美味しい
来て良かったなぁ
最終日に 食べられて ほんとに満足
今年の 北海道ツーリングの締め括りに 最高でした
この後 小樽まで のんびりと下道を適当に走り
港の乗り場に横付け
オートバイの数 総勢 6台
信じられませんね
帰りのフェリーも 2等の大部屋だったんですけど
12名定員の部屋に なんと僕 一人だけ
寝っ転がりたい放題の なんとも贅沢な2等の 旅でした
初めての6月の北海道
戸惑いもあったけど この季節に来れて 本当に良かった
また 来年 来れるかな?
そう思いながらも あちこち行きたいところは 沢山あるけれど
でも たったひとつしかない帰る場所へと 船は港を離れていくのでした