オンネトー(運命の出会い)~阿寒湖

ほくほくのトウモロコシを食べて

次に向かったのが北海道3大秘湖の一つ


道道664を西から目指します

途中には「日本一のラワンブキ」が群生してるのだけど

見頃の7月はとうに過ぎていて

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枯れ枯れの状態でしたね

にしても 熊出没注意のポスターのヒグマが

迫力ありました

たまたまこの時 あたりに人影もなく たった一人だったので

ちょぴっと 怖かったです

この道道664を西からオンネトーに向かうと

途中からダートになります

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このダートの出口で 数台のハーレーダビットソン

オジサンたちが 精根尽きた感じでたたずんでて

よくこんなダート 走ってくる気になったもんだナァ

と思ったのですが このあと その謎が解けることとなったのでした


ダートを5キロほど走って

来ました オンネトー

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宮崎駿監督の「もののけ姫」で

シシ神様が現れる池のシーンのモデルになったと

言われるだけあって とても神秘的

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澄んだとても透明な水なのに

角度によって深~いエメラルド色に見えるのが不思議でした

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そして 神秘的なオンネトーで 

もっと神秘的な出来事が 待っていたのでした

あれっ? これは ひょっとして?

と思って立ち止まったオンネトーの湖畔

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シルバーの08年モデルR1200GS

タイヤは TKC80

しかも シートバックには 見覚えのある「照る照る坊主」

湖畔で無心にシャッターを切る後姿に

恐る恐る声をかけました

「あの~ ブログされてますかぁ?」

なんと 運命的な出会いでしょうか

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僕が2年前北海道ツーリングに出かけるきっかけともなった

美しい北海道の写真をいっぱいブログに掲載されている

その人 oxyodonさん だったのです

撮られている写真と同じように都会のハイセンスな感じの好青年で

何日もキャンプツーリングしている途中には全く感じない

そのまま青山や表参道に現れてもちっともおかしくない位スタイリッシュ

北海道の秘湖の なんでもない湖畔で ばったり出会うなんて

まさに 運命を感じましたね

話をしているうちに 先ほどの ハーレー軍団のオジサン達に

ダートを進むように薦めたのは こともあろうに oxyodonさんだったとは・・・

意外と Sの気があったりして・・・・

再会を期して 逆方向に分かれて 阿寒湖へ向かいました



R241とR240の交差で ツーリングマップルを見ると

ここから 旧国道ダートと書かれた道を発見

阿寒湖の湖畔を通りそうなので行ってみます

湖がチラッと見えた場所で止めて

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湖まで歩きます

ここから見た阿寒湖は

とても深い静寂に包まれてました

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しばらく眺めていたら 

インストラクターさんに導かれたカップルが現れ

しばらくレクチャーを聞いた後 湖へと

カヌーを漕ぎ出していきました

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どうもカヌー初体験のカップルのようだったけど

インストラクターさんの指導のもと すいすいと

湖へ漕ぎ出していましたね

いや~ なかなか いいもんですね

こんど 嫁さんと来る時に 乗ってみよっと




再びR240へ戻り 今日の宿 北見へ向かいます

途中の道の駅「あいおい」に立ち寄り

「手作り豆腐が人気」ということで

その手作り豆腐を食べてみたかったのです

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でも外の売店で売られている様子はなく

お店のお姉さんに「手作り豆腐」ここで食べられますかぁ

と尋ねると 食べられるようにして持ってきてくれるという返事

うん 楽しみ~

しばし 待っている間に こっちの「豆乳ぷりん」も頂きました

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あっさりした中にしっかりとした爽やかな甘みで

これは美味しい

と食べていると 現れた女性ライダー

彼女も「手作り豆腐」食べたいというので 一緒にお願いする

待っている間の会話が楽しかったですね

ぽんぽんと歯切れのいい口調で 楽しい話を次から次へと話してくれる

ハーレーダビットソンの それもダイナで 北海道を走り回るのが好きだって語ってた

彼女こそ Kimyさんが一瞬で恋に落ちた「たかちゃん」だと

知ったのは 帰ってきてKimyさんのブログを拝見してからでした

これが 「たかちゃん」と一緒に食べた「手作り豆腐」

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こんなに お箸で簡単に挟んで持てる豆腐なんて初めて

なのに口に入れると硬いのではなく フワッとして

大豆の甘い味が口いっぱいに広がってくる

薬味にそえられていた天然の山わさび

これがまた香りもよく大豆の甘みをより引き出してくれてる

しかも これが 200円!

なぁんという幸せ

彼女との楽しい会話も 味を引き立たせてくれました


夕暮れも迫ってきて 彼女と別れ 北見に向けて出発

傾きかけたお日様が ヒマワリ畑を照らしていました

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