サロベツから利尻島へ
名寄からはR40へ出て 稚内へ向けて北上
3時30分発の利尻島行きフェリーに間に合うように
国道をひた走る
海辺のオロロンラインに出るか迷ったけれど
この区間のR40 まだ通ったことがなかったので
そのまま進むことにして
サロベツ原野へ入った頃でした
気持ちいい風が吹いて
広い空に雲が流れて
眩しいくらいに真っ白な牧草ロール
つい 遊んでしまいますね
ここは 妖精でも現れそうな気さえしました
あっ いえ 写ってるのは と~ぜん 妖精では
あ・り・ま・せ・ん
国道からほんの少し 脇道にそれただけの この場所
お気に入りの場所に追加です
稚内港のフェリー乗り場へ急ぎます
ここは 北海道ツーリング初日にも
礼文島へ渡るために訪れた場所
この船で 利尻島へ渡ります
定刻にフェリーは出港
しかし 今日の海は低気圧の影響で
礼文島に渡った日より波も高く
うねりさえも伴って荒れてました
稚内港を出た直後から 揺れる揺れる
2等客室の窓を寝転がりながら 眺めてると
空が見えたかと思ったら 次は海面が見える
時々 波と船首があたる「ドドーン」という音までしてくる始末
揺れる利尻礼文航路の本領発揮
こんなに厳重にバイクを固定する訳が わかりました
利尻島では 新しく出来たキャンプ場
ファミリーキャンプ場「ゆ~に」を利用しました
ここは冬場はスキー場に変身するところで
勾配に合わせてひな壇のようになった芝生のキャンプサイトと
バンガローもあります
歩いてすぐのところに 天然温泉「利尻富士温泉」もあり
利尻富士やペシ岬も見渡せる景色のよさ
トイレも水洗で なんとウォシュレットも完備
芝生も柔らかで良く寝られ こんな快適なキャンプ場は 初めてでした
食事を済ませてから 温泉に入りに行って 帰ってくれば
オレンジ色の幻想的な明かり
満月の下 利尻島の夜は
静かに更けていくのでした