利尻島を出てサロベツ原野へ
8月18日
キャンプ場「ゆ~に」で目覚めた利尻島2日目の朝
明日の夜 小樽からフェリーに乗るため今日は利尻島を出なければ
目覚めると昨日より雲が多い
無理かと思いながら オタトマリ沼から利尻富士が見えないかと
テントを抜け出し 朝の利尻を走りました
でも案の定 すっぽりと雲の上
まったく姿を見ることは出来ませんでした
まっ また来れば いいかっ
名残を残しつつ オタトマリ沼をあとして
キャンプ場に戻り テントを撤収
ここはほんとに居心地のいいキャンプ場でした
今日のフェリーは 来る時ほど揺れませんでしたよ
酔い止め飲まなくても全然平気
一つ丘を越えると そこはサロベツ原野
湿地と原野と牧草地が広がってました
兜沼の辺りには 牧草の丘がありました
丘の上に登れそうな道を探して
小回りのきくXR250を走らせます
XR250なら途中から
狭いダート道になっても平気平気
白い牧草ロール
緑が広がる草原
サロベツの空気を 胸いっぱい
吸い込みます
サロベツ原野を走る道
こんな看板があがってるのだけど
アチャル・・・ えっ?
アイヌ語が由来なんでしょうけど
カタカナで書かれてると 一瞬なんて書いてあるか
わからないですね
でも これは すぐわかりました
「ミセス ロビンソン」
きっとこの曲名から 名前取ったんでしょうね
僕も頭のなかも しばらくこの曲のフレーズが
繰り返し流れてました
ここで この夏 初めて
北の大地の小さな住人を見つけました
もう少し近くで見たかったけど
近寄ったらすぐに草むらに隠れてしまいました
サロベツ原野の真っ只中では
ひろ~い草原に
のんびりと乳牛が草を食んでました
さらに南に下って
ペンケ沼までくると
そろそろサロベツ原野ともお別れ
遠くに オトンルイの風車が
ゆっくりと回っていました